こんな悩みに答えます。
- いい朝礼と悪い朝礼の見分け方
- スピーチを簡単に乗り越える方法
- 朝礼の苦痛が取り除けないなら
始業前に一つのフロアに集まって一日の情報共有や一言スピーチなどを行う朝礼。
これが苦痛で仕方ないって方も多いですよね。
何故苦痛に感じるのか、自分の会社の朝礼はいい朝礼なのか悪い朝礼なのかを理解することで、もっと気持ちを楽に朝礼と向き合うことができます。
最近は朝礼のない会社も増えているとはいえ、まだまだ朝礼文化は強いです。
なので、朝礼を上手く乗り越えられる術を身に付けていきましょう!
Contents
朝礼が苦痛な原因がわかる、いい朝礼と悪い朝礼の見分け方
朝礼にはいい朝礼と悪い朝礼があります。
自分の会社の朝礼はどっちなのか確認し見てましょう!
いい朝礼の特徴

いい朝礼は、社員が朝礼をする意味をきちんと理解して、自発的に参加しているのが特徴です。
朝礼でよく話される無いようについてそれぞれどんな意味があるのかをまとめてみます。
- 一日の行動を把握…自分以外の人がどんな仕事に取り組んで、どんな価値を提供しているのかをしり、その仕事に感謝する
- 朝礼のスピーチ…自分の言葉で発する事を習慣にすることで、人の前で話すことに慣れる→プレゼンや商談の際に、自分の言葉で相手に思いを届けることができるようになる訓練
- 経営理念の唱和…会社の方針や、社員一丸となって何を目指しているのかを言葉にして確認する。
- 大きな声で挨拶…声にはエネルギーがあり、朝一番に大きな声を出して職場を明るくする。
このように、朝礼でおこなわれる事には一つずつ意味があります。
この意味を社員みんなで共有して、一人一人が理解していないと、朝礼の雰囲気は一気に悪くなってしまいます。
これらを通じて声を出すことで一番大切なことは、テンションです。
朝礼の単純な目的は、朝一に職場のテンションを上げることです。
上がらないのでなく、上げる。
朝礼でもして無理やりにでもテンションを上げていくんです。
テンションが低い状態と高い状態だと、どちらの方がポジティブに仕事ができますか?ということです。
悪い朝礼の特徴

悪い朝礼は、上記のいい朝礼の特徴の真逆ですね。
社員一人一人が朝礼の意味を理解せずに、ただだるいなと思って嫌々参加している会社の朝礼は最悪です。
朝礼が苦痛に感じるのであれば、悪い朝礼に分類されるのではないでしょうか。
また、あなた自身も朝礼の意味をしっかり理解していない事も原因の一つであると考えられますね。
- だるい
- めんどくさい
- 意味ない
ネガティブに捉えてしまうのは何故でしょうか。
朝礼で張り切っていると職場で浮いてしまう、なんてこともあるかもしれません。
それって、やっぱり職場にいるほとんどの人が朝礼の意味を理解していないことが原因ですね。
これを改善するには、平社員一人の力ではなかなか難しいです。
上司や責任者がこのことに気が付いていない場合は、改善するのに時間がかかるでしょうね。。。
悪い朝礼の典型ですね。
朝礼でスピーチをする意味。

朝礼でスピーチをすることにはいくつか理由があって主なものは下記のとおりです。
- 人前で話すことになれることで、商談やプレゼンなどの機会が来てもしっかり自分の言葉で主張できるようになる。
- 制限時間内に話を組み立てて話すことで、論理的に物事を捉えて人にわかりやすく話すことができるようになる。
- 自分の思いを人の前で言えることに慣れて、仕事上でも積極的に発言できる雰囲気を作っていく。
朝礼でスピーチする意味あんのかよーっとネガティブになってしまう場合は、上記のことを意識してみてくださいね!
スピーチを簡単に乗り越える方法

朝礼で苦痛を感じる人が一番ハードルを感じるのがスピーチではないでしょうか。
そんな方のために、スピーチを簡単に乗り越える方法をまとめてみます。
- 日常の気づきを仕事につなげる
- 経営者の本を読み、引用しまくる
- 時事ネタを自分なりに解説
一つずつ説明しますね。
日常の気づきを仕事につなげる
普段の生活の中でのトリビアや発見から、「こういう考え方が仕事にも役に立つと思いました。」のように仕事につなげていくのが一番簡単です。
例えば、
コンビニで買い物をしていると、ついレジ横の和菓子を買ってしまいます。ついで買いを促進する施策にまんまとハマってしまう自分の行動から、今まではおすすめをプッシュすることにためらいがありましたが、お客様は案外提案されるのが好きなんじゃないか?という考え方もできるようになりました。
テレビ番組を見逃した時に一定期間ネットで見ることができるサービスがあります。初めはこんなもの誰が使うんだろうと思っていましたが、実際に自分が見たいと思っていたテレビを見逃した時に、そのサービスを使ってみると、見逃したはずのテレビが見れる喜びがハンパなかったです!実はお客様にとっての喜びって、いろんな形があるのではないか、それをしっかりリサーチしていくことも大切だと実感しました。
などです。例が下手かもしれませんが^^;
経営者の本を読み、引用しまくる
経営者の本に書いてあることを引用してスピーチするとそれらしく聞こえます。
例えば社長が京セラ創始者の稲盛和夫が主宰する盛和塾に参加しているのであれば、京セラフィロソフィを読んでみるなどです。
社長がどんな経営の考え方を持っているか、どんなところで経営の学びを深めているかをキャッチして、関連書籍を読み、それをスピーチ内容として発表することで、会社の経営理念にも合ったスピーチができるようになります。
時事ネタを自分なりに解説
ニュースをチェックして、それを自分なりに解説してみるものいいです。
経済や仕事のジャンルにまつわるニュースなどは、仕事のネタにもなる可能性を秘めています。
また難しいニュースをわかりやすく解説してくれることに人々は関心を寄せます。
仕事や自分の生活に直結する内容は共感度も高いので、興味深く聞いてくれます。
スピーチをそもそも人前でしゃべるのが無理

そもそも大勢の人の前で話すことに抵抗のある人も朝礼を苦痛に感じてしまいますよね。
そんな時は、聴衆の目など意識しなくても良いです。
目の前にある柱や時計、窓などの一点を見て話ようにしてみてください。
そうすることで声が通る気道が確保されて、少し声も出しやすくなります。
表情をつけたり身振り手振りなどを加えて話す方が確かに人には伝わりやすい話し方にはなりますが、初めはそんなこと気にしなくていいです。
人前で胸を張ってしっかり声を出すことを意識することが大切です。
少し目線を上げるだけでも堂々と話しているように見えるので、気持ちが卑屈になっていてもなんとか乗り越えることができます。
朝礼の苦痛が取り除けないなら

どれだけ工夫をしても朝礼の苦痛が取り除けず、朝礼で自分の番が回ってくるたびに前日から憂鬱になり吐き気がするくらい嫌だと思ってしまうなら、逃げてOKです。
朝礼のない会社を探す
世の中には朝礼のない会社も少なからずあります。
そんな会社を探して転職するのもアリです。
だって朝礼の存在だけで憂鬱になって仕事に支障をきたすようになってしまっては元も子もないですもん。
それならさっさと逃げましょう。
転職エージェントに相談してみて、朝礼のない会社を探すこともできます。
自分で転職活動をするときに、自分の口から「朝礼ありますか?」って聞くのは結構ハードル高いですよね。
やる気のない奴だと思われかねません。
転職エージェントを使うと、企業の情報を把握しているアドバイザーから話を聞くこともできます。
もちろん朝礼の有無も確認できます。
面接を受ける前から朝礼のない会社だとわかっていると気持ちも楽ですし、心理的なハードルが一つなくなりますよね。
まとめ
今回は、朝礼が苦痛な人に向けて、いい朝礼と悪い朝礼の特徴と乗り越える方法をまとめてみました。
社員が朝礼をする意味をきちんと理解して、自発的に参加しているの
社員一人一人が朝礼の意味を理解せずに、ただだるいなと思って嫌々参加している
- 日常の気づきを仕事につなげる
- 経営者の本を読み、引用しまくる
- 時事ネタを自分なりに解説
目線を少し挙げて固定。一点を見て話す。
朝礼を上手く利用できている会社は、社員のモチベーションアップにとても有効に活用していますが、なかなか上手くいっている会社は少ないです。
朝礼の意味を理解しても、なかなかあなた一人の行動で朝礼の雰囲気を変えていくのは難しく、どんどん気持ちがなえてしまう場合もあります。
そうなって仕事に支障をきたすくらいなら、朝礼のない会社に転職することも視野に入れてみましょう。
もっと気軽に考えていいんですよ^^